
スタンプラリーは施設・観光地の回遊性や滞在時間、来場者の満足度向上に有効な手段です。しかし、スタンプの設置および管理など、運営が大変そうで開催に踏み切れないケースも多いのではないでしょうか。手間・費用を抑えてスタンプラリーを開催したいなら、デジタルの活用がおすすめです。
本記事では、デジタルスタンプラリーを導入する際に、どのスタンプ取得方式を選ぶべきかお悩みの方へ向けて、QRコード式をピックアップしました。仕組みや費用ごとの作り方、メリットを解説するほか、デメリットをカバーする方法もわかりやすくお伝えいたします。デジタルスタンプラリー開催をご検討中の方は、ぜひご一読ください。
▶️QRコード式以外のデジタルスタンプラリーについて詳しく知りたい方はこちら
QRコード式のデジタルスタンプラリーの仕組み

まず、QRコードを用いたデジタルスタンプラリーの概要を下記の2つの項目から確認していきましょう。
- QRコード式デジタルスタンプラリーとは
- QRコード式スタンプラリーの活用事例
QRコード式デジタルスタンプラリーとは
デジタルスタンプラリーには、スマートフォン・タブレットに搭載されているQRコード読取機能を採用している形式があります。QRコードを読み取ることで登録されているデジタル印影をダウンロードし、スタンプを取得するしくみです。スポットごとにQRコードが記載されたポスター・チラシや看板などを設置し、参加者に回遊しつつ収集してもらいます。
スタンプラリーは昔から、回遊率や滞在時間アップを目的としたプロモーションと、参加者の満足度向上を両立できるイベントとして活用されてきました。しかし、従来のスタンプラリーは備品準備・管理の手間と費用がかかるうえ、新しさを感じてもらうための企画ハードルも高くなっています。また、コロナ禍を経て、感染症対策も重大な課題です。そのような流れの中、低コストで課題を解決できるQRコード式デジタルスタンプラリーの注目度が高まっています。
QRコード式スタンプラリーの活用事例
QRコード式のスタンプラリーは、よく下記のような用途に活用されています。
- ショップカード
- イベント・キャンペーン
来店時にQRコードを読み取ることでスタンプを配布するショップカードは、溜まった数に応じてプレゼントを配布することで参加のモチベーションを高め、来店促進にもつながります。また、QRコード式デジタルスタンプラリーは回遊率アップを目的とするイベント・キャンペーンとして活用することも有効です。参加者の滞在時間が増え、売り上げアップにも貢献できます。地点ごとに異なるスタンプを設定することで、コレクターの収集欲求も刺激できるでしょう。
QRコード式デジタルスタンプラリーの費用ごとの作り方

QRコード式デジタルスタンプラリーは、次の2通りの方法で制作できます。
- 無料システム・アプリケーションで自作する
- 有料システム・サービスを利用する
無料システム・アプリケーションで自作する
QRコード式のデジタルスタンプラリーは、無料で制作できるシステム・アプリが数多くリリースされています。設定も比較的手軽であり、予算を抑えてスタンプラリーが開催できるでしょう。
ただ、無料のシステムは機能の充実度が低いうえ、制限が多い傾向にあります。基本的に、独自のカスタマイズやオリジナル印影などは利用できません。有料版のトライアルとして配信されているケースも多く、企業や組織、団体による長期的な利用には不向きです。個人利用や動作確認など、あくまでお試しとしての利用が推奨されます。
有料システム・サービスを利用する
有料のシステム・サービスは、無料と比べ、機能が豊富です。印影のデザインやカラーも多彩であり、オリジナルスタンプもデザインできます。利用期間や機能、参加可能人数などはサービス・プランによってさまざまです。安さだけで選ぶと、オプション機能の追加が増えて逆にコストがかさむ場合もあるため、コストパフォーマンスをふまえて選ぶと失敗が少ないでしょう。
QRコード式デジタルスタンプラリーのメリット

QRコード式デジタルスタンプラリーには、主に以下3つのメリットがあります。
- ターゲット層が幅広い
- 外的環境の影響を受けにくい
- イベント開催・運営の費用を抑えられる
ターゲット層が幅広い
QRコード式のデジタルスタンプラリーは、読み取りに対応したデジタル端末やアプリケーションがあれば、誰でも気軽に参加して楽しめます。複雑な操作や文字入力なども一切不要なため、従来のスタンプラリーと同様に、幅広い参加者に楽しんでもらえるでしょう。
外的環境の影響を受けにくい
物理的なスペースによる制限が少なく、チラシ・ポスターをおける場所なら、屋内外問わずどこでもスポットに設定できる点もQRコード式デジタルスタンプラリーの利点です。屋外に設置する場合でも、紙の加工などに注意すれば、天候にかかわらず参加者に楽しんでもらうことができます。
イベント開催・運営の費用を抑えられる
QRコード式のデジタルスタンプラリーは、QRコードの設定とそれを記載するポスター・チラシもしくは看板さえ設置できれば開催することが可能です。専用機器や地点ごとの情報設定は必要ないため、GPS式や電子スタンプなどのデジタルスタンプラリーと比べるとコストが抑えられます。
QRコード式デジタルスタンプラリーの注意点

QRコード式デジタルスタンプラリーには、メリットだけではなく下記の2つのような注意点があることも把握しておきましょう。
- 不正行為が起こりやすい
- 景観に関する規制がある地域では利用できない
不正行為が起こりやすい
QRコード式デジタルスタンプラリーは、QRコードの画像さえあればスタンプが取得できる仕組みになっています。参加者によってQRコード画像がインターネット経由で拡散された場合、不正行為が簡単にできてしまうため、何らかの対策が必要です。
景観に関する規制がある地域では利用できない
QRコード式デジタルスタンプラリーを開催するにあたっては、読取情報が記載されたポスター・チラシや看板の設置が不可欠です。景観悪化などの理由からポスター掲示や看板の設置を規制する条例がある地域では、開催できない可能性があります。
QRコード式デジタルスタンプラリーのデメリットをカバーする方法

QRコード式デジタルスタンプラリーには運営上のデメリットがあるものの、以下のようにほかの機能・システムと組み合わせることでカバーすることが可能です。
- GPS×QRコード
- ビーコン×QRコード
- NFCタグ×QRコード
GPS×QRコード
QRコードで設置スポットまでの地図を登録し、GPS機能によるスタンプ付与機能を併用することで、不正発生のリスクを抑えられます。仮に情報が拡散されても、QRコードは道標の役割であり、実際に指定された場所に近付かないとスタンプを獲得できないため問題ありません。また、設置スポットに関する豆知識をあわせて登録しておけば、参加者への観光案内の手段として兼用することも可能です。
ビーコン×QRコード
「ビーコン(Beacon)」とは、無線による情報伝達技術のことを指します。信号を受信できる距離が狭いため不正が起こりにくく、フロア別などピンポイントでスポットを設置したい場合にも最適です。ビーコン端末は電池の消費が少なくことも特徴で、充電切れ等の心配も少なく、運用しやすい点もメリットになります。
NFCタグ×QRコード
NFCタグとQRコードの併用も、スタンプラリーに多く採用されています。NFCとはビーコンと同じく無線技術の一つですが、両者の違いは通信範囲です。NFCはビーコンよりさらに狭く、数センチほどの近距離に対応している無線であり、QRコードと同じくタグにデジタル端末をかざすだけで読み取れます。QRコードだと画像があれば情報が取得できますが、NFCタグは実物にデバイスを近付けないと読み取れないため、拡散による不正のリスクがありません。ただ、NFCタグはフィーチャーフォンには非対応のため、QRコードと併用することであらゆる参加者に対応できるでしょう。
シヤチハタの「iStamp」はQRコードの利用もOK!

QRコードをスタンプラリーに用いれば、低コストでスマートフォン・フィーチャーフォン問わず幅広い参加を募れます。ただし、QRコードだけでは不正行為や設置できない場所がある点に注意しなければならないため、ほかの通信技術と組み合わせて対策しましょう。
QRコード式のデジタルスタンプラリーをご検討の際はシヤチハタにご相談ください。GPS機能とQRコードが使える「iStamp」には、スタンプラリーに必要な機能が完備されています。各参加者のiPhoneがスタンプ帳になるダウンロード版の無料アプリもあり、その土地ならではの思い出作りにぴったりです。ご希望の開催期間によってプランをお選びいただけますので、まずは価格シミュレーターからチェックしてみてくださいね。


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